イラストでわかりやすい行政法・罰金と過料の違い

まず、種類から説明していくね！

罰金は刑事罰で、過料は行政罰になるんだよ。

分かった分かった！順を追って説明していくね。まず、行政罰は、行政上の過去の義務違反をした時に課せられる制裁なんだよ。そして、非訟事件による裁判として手続きされるんだよ。

非訟事件とは、裁判所が民事・商事の事柄を通常の訴訟手続きによらずに簡易な手続きで処理するものなんだよ。

もちろん、出来るよ。即時抗告と異議申し立てがあるんだよ。

それは、審判に不服がある時、2週間以内に不服の申し立てができ、高等裁判所に審理してもらうんだよ。

過料は、行政罰なので、前科は付かない上に警察が捜査することもないんだよ。罰金の方は、刑事罰なので、当然、前科も付くし、警察の捜査対象にもなるんだよ。

もちろんだよ。罰金は、犯罪行為に対する制裁で、手続きは刑事裁判になるんだよ。そして不服申し立ては「控訴」と「上告」があるよね。更に、罰金は行政刑罰にあたり、過料は秩序罰にあたるんだよ。

そうだね。例えば、出世届や転入・転出届を期間内に行わな課せられるのは課せられるのは、「過料」なんだよ。スピード違反をした時に課せられるのは、「罰金」なんだよ。